東京都江東区の医療・福祉の複合型老人ホーム「メディカルケアタウン東大島」は、特別養護老人ホーム、ショートステイ、介護専用型ケアハウス、都市型軽費老人ホームを備え、クリニックも併設され、健康増進と地域交流のためのスペースや、通所リハビリ-テーション設備もある複合型の老人ホームです。

こんにちは、お久しぶりです。事務課 星野です。

先日、メディカルケアタウン東大島で大地震想定防災訓練・事業継続訓練を行いました。

 

設定としまして、震度6弱の地震が発生し、2mの大津波警報が発令されたとの想定で行います。内線電話、PHS、エレベーターも使用できません。大変です!!

緊急地震速報が出ました!!まずは職員が入居者様のお部屋を一部屋ずつ回り、安全な場所に一時避難をさせます。

窓際を避け、上から物が落ちてこないか、横から何かが倒れてこないかをよく確認しましょう。

地震が一時的に収まったら、1階事務所まで状況を報告しに行きます。停電している想定なので、各フロアは非常階段を使用しなければなりません!!余震が起こる可能性もあるので、注意が必要です。

地震が収まったことを確認したら、各階の担当者は入居者全員の安否確認を行い、避難誘導ができそうな場所を確認します。

 

さらに、この地震によって大津波警報が発令されたとの想定で避難訓練を行いました。

1階は水没してしまうので、1階フロアの職員は決められた場所に集合後、2階へと避難します。

急いで避難しましょう!!

津波による災害の場合は、上へ上へ避難するのが大事です。皆さん、落ち着いて行動しましょう。

 

続きまして、シーツを使用した搬送訓練を行いました。

※安全のため、マットレスを敷いた上で行います。

自力歩行ができない方やけが人などを搬送する際に担架がなかった場合、この方法で搬送します。

1人を搬送するときは4～6人ぐらい、特に男性が頭側を運ぶと良いとのことです。

 

シーツを使用した搬送訓練の後は、消火器訓練も行いました。

皆さん、消火器の扱いはもはやお手のもの。20名以上の職員に参加していただきましたが、スムーズに扱っていました。

 

最後に緊急時の非常食の確認を行いました。

当施設では、非常食を分散して保管しています。非常食が必要になった場合、1人1日どれくらい受け取れるのか、何日分が保管されているのかなど、管理栄養士の中野さんから説明を受けました。

コロナウイルスが流行している現在、こういった訓練ができることは非常に重要ではないかと感じました。このような訓練を日ごろから積み重ね、いざっ‼というときに、存分に発揮したいと思います。