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医療講演会【不眠症】を開催しました。

更新日:2015年08月31日 日記

 

こんにちは。事務課 吉村です。

8月28日(金)に地域交流サロンで医療講演会を開催しました。今回は不眠症をテーマとして、諸冨先生に講演していただきました。以下講演会の様子です。

医療講演会【不眠症】001

まず、皆さんは不眠症とは一体どのような病気といった考えをお持ちでしょうか。長時間眠れないには生活習慣に大きな問題がある、睡眠時間が少ないことは健康上良くないことだ、など様々な考えをお持ちだと思います。不眠症は睡眠障害の1種であるということはご存知だとは思いますが、その症状は大きく以下4種類に分類されるとのことです。

(1)入眠障害:床についてもなかなか眠れない。

(2)中途覚醒:夜中に何度も目が覚める。

(3)早朝覚醒:朝早く目が覚め、そのあと眠れない。

(4)熟眠障害:ぐっすり眠った感じがしない。

これらの内1つでも当てはまった方は睡眠障害とも取れます。しかし、その要因について特定することは非常に難しいのです。身体的な疾患が影響している方もいらっしゃれば、心理的ストレスや不安などが関連して睡眠障害を招いている方もいます。では何が対策法となるのでしょうか。明確にこれだ!といったものはないことも事実ですが、先生の講演から以下を生活の中で心掛けて、睡眠に関連した生活習慣を見直してみましょう。

◯就寝時間にあまりこだわることなく、眠くなってから床に就くようにする。

◯規則正しい3度の食事と、規則的な運動習慣を身につける。

◯昼寝をする場合は15時より前で設定して、15分~30分の間で仮眠をとるようにする。

◯起床時間を毎日同じ時刻に設定する。

あくまで、これらは一般的な対処法です。睡眠時間は人それぞれですし、年齢によっても大きく変わってきます。ご自身にとっての最適な睡眠時間、睡眠方法を知ることこそ最も大切なことでしょう。

 

投稿:江東区の老人ホーム メディカルケアタウン東大島 [MCT東大島]
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